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多摩川畔
P100号 油彩、キャンバス 立川市蔵

知久 正義(1943-)

多摩地域を拠点として活躍する作家たちが会派を越えて参加する WILL 美術家会は、いまもたましん RISURU ホールにて毎年展覧会を開催している。人が入れ替わり、会場も変化する中で、事務局長を長年にわたって務める作者を中心に、同会が現在まで存続している意義は非常に大きい。多摩の風景、特に多摩川近辺を描き続ける作者は、心をとらえる景色と出会うために自らの足で川沿いを周遊し、一度その景色を見つければ、その場にイーゼルを構えて創作にとりかかる。いかに大作であっても、現地で描くことを大切にしているという。